今季から英2部のダービー・カウンティで監督を務めているフランク・ランパード氏。
リーグカップではかつての恩師ジョゼ・モウリーニョ氏のマンチェスター・ユナイテッドを撃破するジャイアントキリングを成し遂げた。
そのダービーは来月1日に古巣チェルシーとカップ戦で対戦する。
この一戦に向けて注目されていたのは、ダービーがチェルシーからレンタルしている選手たちを起用できるかという点。ランパード監督はチェルシー側の決断になると述べていたが、このほど判断が下った。
チェルシーはメイソン・マウントとフィカヨ・トモリのローン選手について、メンバーに含める許可をダービーに与えたと発表したのだ。
「すでに2人はダービーでレギュラーになっており、トップレベルの相手と対戦する経験は成長において利益になる」となんとも太っ腹な対応に出たチェルシー。
プレミアリーグではローン選手が親元クラブと対戦することはできないようだが、リーグカップのルールでは「親元の許可」があった場合に例外的に許されるという。
現地でも「稀な」許可と伝えられているが、この判断がどう出るか。注目の一戦は、来月1日にスタンフォード・ブリッジで行われる。