ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が率いるミランは調子を上げつつあったが、ここにきて2連敗となってしまった。
リーグでは12位と低迷しており、サンプドリアとの一戦は負けられない戦いになる。
そうした中、指揮官の発言が話題になっているようだ。公式HPによれば、こう意気込みを述べたという。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ(ミラン監督)
「明日はピッチ上で23頭のライオンを見たい。
戦術的なことにフォーカスしすぎることなく、一体感と勝利への欲求を持ってね。
勝つために何でもやろうとするミランを見たい。
全員がクトローネのキャラと欲求を持つのを見たいね」
ガットゥーゾが名前を出したパトリック・クトローネは21歳の新鋭FW。
気持ちを前面に出して戦うプレースタイルが売りで、ベティス戦後には悔しさのあまり泣いていたとも伝えられている。
彼のような気持ちで全員が戦って欲しいということだろうか。
また、ガットゥーゾは自身のニックネームでもあった“狂犬”という言葉を用いて、全員が“狂犬”になるのを見たいと口にしていたとも。実に彼らしいメッセージではあるが、果たして…。