イアゴ・ピカチュウの存在が何かと話題に上がる、ブラジル1部のヴァスコ・ダ・ガマ。
今季のユニフォームは5月にホームとアウェイを発表済みだが、先月には新たにサードキットをリリースした。そのデザインは2018年8月でクラブ創立120周年を迎えたクラブに相応しく、“大航海時代”を描いた個性的なものとなっている。
Vasco Da Gama 2018 Diadora Third
120周年記念モデルのサードキットはブラックを基調とし、地図と羅針盤、そして帆船のグラフィックが特徴的。クラブ名の由来でもあるポルトガル人探検家ヴァスコ・ダ・ガマにちなんだデザインだ。
右半身の帆船のグラフィックは、ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路開拓の際に乗船していたとされる旗艦サン・ラファエル。この船はクラブの正式なエンブレムにも描かれている(ユニフォームのエンブレムは帆船の十字のみを使った省略形)。
背面の首元にはクラブ創立120周年を記念したパッチを装着。
名門クラブ120年の歴史におけるハイライトのひとつは、1998年のコパ・リベルタドーレス優勝と同年末のトヨタカップ出場だろう。トヨタカップではレアル・マドリーと対戦。1-2で敗れたが、スター軍団を相手に善戦した。