『L'Equipe』は22日、「セビージャのスポーツディレクターを務めるホアキン・カパロス氏は、アンドレ・シウヴァの買い取りを明言した」と報じた。

昨年夏にポルトからミランへと移籍したポルトガル代表FWアンドレ・シウヴァであるが、セリエAではほとんど活躍することができなかった。

しかし今夏セビージャへとローン移籍すると、すでに11試合で7ゴールをゲット。パートナーとなるFWウィサム・ベンニェデルとのコンビネーションも高く評価されている。

その活躍を見てセビージャはすでに買い取りを行う方針を決めており、カパロス氏はこう語ったという。

ホアキン・カパロス

「我々がオプションを持っている。ミランはそれに対して何もすることはできない。

他のクラブも求めているが、我々は遅かれ早かれ彼の買い取りオプションを活性化させるだろう。

彼はセビージャで長期的な契約を結ぶはずだ。シーズンの終わり、またはその前に権利を行使したい」

なお、アンドレ・シウヴァの買い取りオプションの額は3500万ユーロ(およそ45億円)に設定されていると考えられている。これはセビージャの歴史上で最も高額な買い物となる。

手数料を加えると総額では3800万ユーロ(およそ48.8億円)となり、ミランがポルトに払った金額と全く同じである。

ファイナンシャル・フェアプレー制度の違反による罰則が課せられる可能性があると言われるミランは、怪我人続出のため冬の補強を行わなければならない状況にある。アンドレ・シウヴァが売れれば、ミランにとっても大きな助けになるはずだが…。

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