『Corriere della Sera』など各メディアは26日、「ジャンルカ・ヴィアッリ氏は、癌を患っていたことを明かした」と報じた。

かつてイタリア代表FWとして活躍し、チェルシーとワトフォードで監督も務めたことで知られているヴィアッリ氏。彼が今回明かしたところによれば、今年は長期間に渡って癌の治療を行っていたというのだ。

そして、その病気によって痩せることが恥だと感じ、それをずっと隠していたとのことである。

8ヶ月の化学療法と6週間の放射線治療を終えたヴィアッリ氏は、今回自分の闘病体験を書籍『Goals: 98 storie + 1 per affrontare le sfide più difficili』として出版することになったという。

ジャンルカ・ヴィアッリ

「今は大丈夫だよ。間違いなくとてもいい。

この1年間は体調が酷かったが、怪物のような体格は戻ってきたよ。ただ、その戦いがどのように終わるか、それには確信を持てていない。(痩せてしまったので)しばしばシャツの下にセーターを着ていたよ。だから私の体調には誰も気が付かなかった。皆が知っている自分を装っていたよ。

私は、自分の物語が皆にインスピレーションを与えられることを望むよ。人生の重要な交差点に差し掛かった人々にね。眠る前、あるいは起きたあとに少し本を読めるような人々の、そのベッドの側に置かれたらいいなと思う。

治療を受けている間、壁には『人間は気持ちから作られる』と書かれた紙が貼ってあった。

重要なのは、勝利することではないんだ。どうやれば勝てるかを考えることだ。人生の10%は、なんらかの出来事でできている。残りの90%は?我々がどのようにその出来事に対処するかだ。それで命は成り立っている。

自分の話で誰かを助けられることを願う。苦しんでいる人たちが、正しい方向で物事に対処できるように」

(本には「一度諦めれば、それは習慣になる」と書かれているね)

「そうだね。いつか、誰かが『貴方のおかげで私は諦めずに済んだ』と言ってくれることを願っているよ」