19日、UAEで行われている2018年度クラブワールドカップの準決勝2試合目が行われた。

欧州王者のレアル・マドリーはこれが大会初戦。チバス・グアダラハラを破ったアジア王者の鹿島アントラーズと、ファイナルへの切符を争うことになった。

鹿島アントラーズは開始からいきなりチャンスを作り、セルジーニョのシュートでゴールに迫った。

ところが先制したのはレアル・マドリー。前半終了間際にマルセロとのワンツーで裏に抜け出したギャレス・ベイルが、角度のないところからシュートを流し込んだ。

ベイルは後半8分、さらにその3分後にもゴールを決め、ハットトリックを達成。3-0と大きく鹿島を突き放した。

鹿島は78分に土居聖真のゴールで1点を返すことに成功するが、残念ながら追いつくまでには至らず…。

この結果、3-1で勝利を収めたレアル・マドリーが決勝へと進出。22日に開催国UAE王者のアル・アインと対戦することとなった。鹿島アントラーズはリーベル・プレートとの三位決定戦に回る。

なお、ギャレス・ベイルはこれでクラブワールドカップ5試合出場で6ゴール。しかもそのうち2試合は途中出場であるため、250分あまりのプレーでの数字だ。

クラブワールドカップでハットトリックを達成したのも歴代3人目で、ルイス・スアレス、クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ記録となった。

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