『Sky』は26日、「ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は、カリドゥ・クリバリに対する人種差別に激怒した」と報じた。

ジュゼッペ・メアッツァで行われたインテル対ナポリの試合では大きな事件が発生していた。

試合中には人種差別をやめるよう3度のアナウンスが流れたものの、インテルのサポーターによる行為は収まらず。80分にはそのターゲットとなっていたカリドゥ・クリバリがレフェリーに向かって拍手をしたことで退場になっている。

アディショナルタイムにインテルのFWラウタロ・マルティネスによるゴールが決まり、試合は1-0で終了した。

しかし怒りが収まらないナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は、記者会見で以下のように話し、今度あったら試合放棄すると宣言したという。

カルロ・アンチェロッティ

「試合の中断を3回要求した。そして3回会場アナウンスがあった。

カリドゥ・クリバリはナーバスになっていたし、雰囲気はよいものではなかった。中断を求めたが、試合は続けられた。彼は落ち着いている男だが、試合中ずっとモンキーチャントに曝されていた。

『試合は中断できる』と言われているはずだが、それはいつなんだ?4回目のアナウンスの後か、それとも5回目のアナウンスの後か?

おそらく、我々はこれを自分たちで解決しようとしなければならない。自分たちでプレーを拒否する他ない。

その場合は試合に負けることになるだろうが、そうする準備はできている。

これはイタリアのサッカーにとって良くないものだ。見てみてくれ」

またクリバリ自身は以下のようにツイートし、「僕は自分の肌の色に誇りを持っている。フランス人であり、セネガル人であり、そしてナポリ人であることに誇りを持っている」と書いた。

インテルは以前も人種差別的な行為があったとして警告を受けているため、おそらくサッスオーロ戦で無観客試合の処分が言い渡されるのではないかと言われている。

なお、試合が行われていたジュゼッペ・メアッツァの付近では両サポーターの衝突があり、ナポリファン4名が刃物で刺されていた。

また、30代のインテルファン1名が車に轢かれたと伝えられており、深刻な状態で病院に運ばれているという。