2019年でクラブ創設100周年を迎える、ピアチェンツァ・カルチョ。
現在はセリエCで戦うクラブだが、90年代はセリエAに所属。ペルージャ時代の中田英寿氏がオーバーヘッドを叩き込んだ相手といえば、思い出す人もいるだろうか。
02-03シーズンを最後に1部の舞台から姿を消すと、11-12シーズンには3部に転落。その後、破産によりクラブは解散となるが、復活して現在に至る。今季はセリエCで優勝争いを繰り広げ、10-11シーズン以来となるセリエB昇格への期待が高まっている。
そんなピアチェンツァが昨年11月に、クラブ創設100周年を記念した特別ユニフォームを発表。早速ゲームで着用している。
Piacenza Calcio 2018-19 Macron 'Centenary'
降格・破産・そして復活と、紆余曲折を経て100周年を迎える。それを記念したユニフォームは、全体的にクラシックな雰囲気が漂う。伝統のレッドを基調にピンストライプは、1980年代のキットデザインに近い。
背面の首元にはクラブ名“Piacenza Calcio 1919”を刺繍であしらう。このキットはリリース直後に行われたホームゲームのアレッツォ戦で着用しているが、試合は0-2で敗れている。
胸元は「編み上げ風」のデザインで、本物の編み上げではない。通常はメーカーロゴを配置する右胸には、100周年記念ロゴを装着する。
左胸は通常のエンブレムではなく、特別版を装着。クラブの説明によれば、50年代や60代に使用したデザインだという。