2016年から中国の蘇寧グループがオーナー企業になったインテル。ただ、インドネシア人のエリック・トヒル前会長も株を保有している。
『Tuttosport』などによれば、同氏が持つインテルの株式31パーセントを、中国人の馬雲(ユン・マー)氏が購入する見込みだという。
アリババの創業者である彼は中国一の富豪とも評される人物だ。また、ソフトバンクグループの取締役でもある(写真右)。
トヒル氏が持つ株の評価額は1.5億ユーロ(185億円)ほどで、馬氏は香港にある雲鋒基金を通じて投資を行う模様。
馬氏と蘇寧グループのオーナーである張近東氏は互いのグループの株を保有し合うなど親密な関係にある。インテルとしては、中国との関わりがさらに強まることになるのだろうか。