『Liverpool Echo』は7日、「元ナイジェリア代表FWヴィクター・アニチェベは、中国のクラブをFIFAに訴えていることを明かした」と報じた。
かつてエヴァートンで長くプレーした長身FWアニチェベ。2013年に退団後はWBAとサンダーランドに所属し、2017年に中国2部の北京控股へと移籍した。
しかし中国ではわずか11試合の出場に留まり、2017年限りで退団してからはフリーエージェントの状況が続いている。
彼は今回Instagramで以下のように書き、中国は汚職と贈収賄の話にまみれていたと明かし、FIFAの判断を仰いでいることを告白した。
ヴィクター・アニチェベ
「一年前に北京控股と契約したとき、僕はこれが何かを変えるチャンスになるだろうと期待していた。
しかしながら、僕が持っていた楽観的な視点はすぐに萎んでいった。そこはスポーツに関する汚職と贈収賄の噂にまみれていた。
既にFIFAには訴えている。スポーツ裁判所の公聴会で真実が明らかになる日を待っているよ。
僕はすぐにクラブを離れるように言われ、契約問題を解決するために弁護士を呼ぶよう指示された。
目に見える解決策はなかった。弁護士はチームと連絡を取ろうとしたが、何度もそれに失敗した。
そういう時、誰もが自分を疑ったりする。なぜ僕にこんなことが起こるのだ?と。
それはまた、心から神を信頼して委ねなければならない時でもある。自分の理解だけに頼るのではなくね。
自分の状況について、どんな場所であっても公の場で話をしたり、声をあげたりはしないと決めた。1年経ってもまだ解決はしていないが、スポーツ裁判所の公聴会を楽しみにしているよ」
(ファン:エヴァートンに戻ってきて?)
「タダでも行くよ!」