J1の名古屋グランパスは24日、MF深堀隼平(20)がポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイスに移籍することを発表した。期限付きで期間は2019年7月31日まで。
愛知生まれの深堀はU-15から名古屋に所属しており、2015年のJユースカップで得点王を獲得したアタッカーだ。
2017年のトップ昇格以来2年間で公式戦出場は12試合のみだが、スピードと瞬発力はJトップレベルとも評価されており、昨年はカップ戦で2ゴールを記録した。
移籍先のヴィトーリアは1922年創設の中堅クラブ。3強が幅を利かせるポルトガルにおいては比較的資金力を持つことで知られ、現在リーグ6位に付けている。
名古屋の公式サイトには、深堀のコメントが掲載されている。
「僕自身これから先のことを見据えて、今自分がどうしたいかを考えて決断しました。海外でプレーする不安もありますが、それ以上に「やってやるぞ!」という気持ちが今は強いです。
誰もが出来る経験ではないですし、このようなチャンスを与えていただいた以上、思い切ってチャレンジして自分の武器にさらに磨きをかけたいと思います。」
なお、現在ポルトガルには中島翔哉、亀倉龍希(ポルティモネンセ)、先日移籍した安西海斗(ブラガ)がおり、深堀が4人目の日本人となる。