ナントからカーディフへの移籍が決まった直後、小型飛行機とともに消息不明となったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ。

30日には2つの残骸が発見されたと伝えられているが、依然として彼の行方は分かっていない。

そうしたなかサラが所属していたナントは、リーグアンの第22節でサンテティエンヌをホームに迎えた。

ナントの試合は事故が報じられてから中断されていただけに、スタジアムにはサラを心配する多くのサポーターが駆け付けることに。

試合前にはサラの顔が描かれたシートがピッチ中央に敷かれ、スタンドには彼の名前が入ったコレオや巨大なアルゼンチン国旗が掲出される感動的な演出も。

試合が始まってからは彼の背番号であった「9」にちなみ、9分になったところで中断され1分間、暖かい拍手が送られた。

目を潤ませながら頭を下げていたのは、ナントを率いている元日本代表の指揮官ヴァイッド・ハリルホジッチ監督だ。

また、この試合にはサラが移籍することになっていたカーディフのサポーターも訪れたそう。彼らがスタンドに広げた横断幕には、

「僕たちは君のプレーを見たこともなければゴールするところを見たこともない。

だけどエミリアーノ、われわれの美しい青い鳥よ…僕らは永遠に君を愛している。」

このような愛のメッセージが綴られていた。

この横断幕は前日エミレーツスタジアムで行われたアーセナル対カーディフの試合にも登場していたが、彼らはどうやらフランスまで遠征し、この愛情たっぷりの言葉を“直接”届けたようだ。

なお、試合は両者とも退場者を出す展開となり、1-1の引き分けに終わっている。