『AS』など各メディアは、「アジアカップ2019の準決勝で敗れたUAEは、カタール代表の2選手に国籍違反があると訴えている」と報じた。

記事によれば、UAEが国籍違反を訴えているのは19番のFWアルマエズ・アリ、15番のDFバシャム・ヒシャム・アル・ラーウィの2名。

UAEはこの2名がカタール代表でプレーする権利を持っていないと考えており、準決勝終了後2時間以内にアジアサッカー連盟へ正式な訴えを起こしたとのこと。本日AFC懲戒委員会に証拠を提出する予定となっている。

6試合で8ゴールを決めアジアカップの大会最多得点記録に並んでいるアルマエズ・アリは、スーダンのハルツーム出身の22歳。バシャム・ヒシャム・アル・ラーウィはイラクのバグダッド出身で、現在21歳となっている。

【関連記事】カタール代表は本当に「帰化人だらけ」?調べてわかった、フランス代表との違い

FIFAのルールにおいては、両親あるいは祖父母がその国で生まれていない場合『18歳になってからの連続した5年以上の居住経験』が必要になる。そのため、この2名は年齢だけを考えれば親族の一人が出身でなければならない。

カタールサッカー協会は「この2名の母親がカタール出身」と説明しているものの、UAE側は少なくともアル・ラーウィの母がバグダッドで生まれた証拠を持っていると『The National』が伝えている。

アジアサッカー連盟はこの訴えを受け取り、今後詳細に調査を行うことを確認しているという。

もし出場資格のない選手を起用していたとなれば、AFCはカタールの試合結果を没収し、罰金を科す可能性がある。また、大会終了後に不適格性が発見された場合は、その当該の大会の結果を没収するとともに、今後のコンペティションへの出場資格を一定期間停止することもできる。