マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトは、かつて所属していた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチのインタビューを掲載した。
2016年の夏にPSGからフリーでマンチェスター・ユナイテッドに加入したイブラヒモヴィッチ。35歳でのプレミアリーグ挑戦に不安の声もあったが、初年度からエースとして活躍を見せた。
シーズン終盤に大きな怪我を負ったことからユナイテッドでのキャリアは短く切り上げられてしまったが、彼にとってもオールド・トラッフォードは特別なものだったようだ。
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ズラタン・イブラヒモヴィッチ
「オレの挑戦は、あの年齢でイングランドに行くことだった。何年もの間、誰もが『イブラでも無理だ』とか、いろいろと戯言が言われていた場所にね。
オレを奮起させてくれるから、そういうことは好きだね。アドレナリンを与えてくれるよ。
3ヶ月後には、そういうことを言ってた奴らは前言撤回していたな。アンチがオレのファンになったから、新しく憎める相手が必要だったぜ!
ああ、ユナイテッドのファンは…彼らは最高だったね。これはオレがユナイテッドでプレーしていたから言っているわけではないよ。あそこにいたから、彼らが与えてくれる感覚を知っているんだ。
オレは誰かのケツを舐める必要はないが、あのファンは本当に素晴らしかった。
ボーンマスではじめてのプレミアリーグを戦った日のことを覚えているよ。オレはゴールを決めた。そして45分間オレの歌を歌ってくれたね。
20分後は『おい、オレはこんなもんじゃないぞ。ベストになるまで待ってくれ、どうなるか見てみようじゃないか』という感じだったが、『こいつは凄い』と思ったよ。
彼らはオレがやったことを本当に感謝していた。何かをやって、ファンからあんな反応を得る。それは選手として得られる最高の信頼だ。
そうやって支持を得たら、もっと恩返しがしたくなる。それがオレを鼓舞した。シーズンを通してね。もちろんトロフィーを取ったときだけじゃなくね」