UEFAチャンピオンズリーグ、レアル・マドリーはアヤックスに敗れて敗退が決まった。

CL4連覇を目指していたエル・ブランコだったが、クラシコ2連敗に続くショッキングな敗戦。これで無冠に終わる可能性が高くなってきた。

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一方、レアル時代を終わらせたアヤックスで輝きを放ったのは、MFドゥシャン・タディッチ。

彼は30歳のセルビア代表レフティだ。サウサンプトン時代には吉田麻也にゴールのアドバイスをしたこともある選手である。

そのタディッチはレアル相手に1ゴール2アシストの大暴れ。また、ジネディーヌ・ジダンばりのマルセイユルーレットまで決めてみせた。

『Telegraaf』によれば、試合後にこう述べていたそう。

ドゥシャン・タディッチ(アヤックスMF)

「ジダンはずっと僕のお気に入りだったんだ。彼がやった全てはスペシャルだった。

おそらく僕は彼のビデオを見過ぎたんだよ」

「僕らは世界最高のクラブと対戦した。こんな勝ち方をするなんてとっても特別だ」

「とても誇りに感じている。全てのファン、選手、スタッフを。

多くの人達をハッピーにさせられたと思う。こういう夜のために僕はアヤックスに来たんだ」

レアル・マドリーのレジェンドでもあるジダンのビデオを見まくっていたというタディッチ。その成果があのルーレットだとすれば、レアルにとっては何とも皮肉なことにも思える…。

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