『Guardian』は29日、「オレ・グンナー・スールシャール氏がマンチェスター・ユナイテッドの正式な監督になったことで、フィルヒル・ファン・ダイクが引っ越しを余儀なくされる」と報じた。
昨年12月にジョゼ・モウリーニョ氏の解任を受けてマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したスールシャール氏。しかし契約は暫定的なもので、今季終了までだった。
だがそれから19試合で14勝、チャンピオンズリーグでも準々決勝進出を決めるなど目覚ましい結果を残し、この度3年の新契約が手渡されることとなった。
そして、この契約によって影響を受けるのがフィルヒル・ファン・ダイクなのだという。
リヴァプールのディフェンダーである彼がなぜ…というと、ファン・ダイクが今住んでいるのはマンチェスターのアルダリー・エッジ地区にある家で、その持ち主はスールシャール氏であるからだそう。
スールシャール氏は12年前にその家を購入したものの、その後ノルウェーに戻って仕事をしていた。
そして今年も暫定的なものであったためにスールシャール氏は単身赴任でやってきており、その家は使っておらず、フィルヒル・ファン・ダイクに貸し出していたのだそう。
しかし正式な監督になったことで今夏は家族を呼び寄せる方針であり、スールシャール氏は『MUTV』で「12年ぶりに自分の家に住むことができる」と宣言している。
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つまり、ファン・ダイクはなにもしていないのに今夏は引っ越しを余儀なくされるということになるわけで…とんだとばっちりである。