プレミアリーグ第32節、リヴァプールはトッテナムとのビッグゲームを2-1で制した。
後半アディショナルタイムにオウンゴールで勝ち越すという劇的な展開。だが、その直前には大きなピンチがあった(動画3分42秒~)。
カウンターからスパーズに決定機が訪れた場面。リヴァプールDFフィルヒル・ファン・ダイクは1人でソン・フンミンとムサ・シソコの2人を相手にすることに。
ファン・ダイクは背後にいるソンへのパスコースを切りつつ、シソコに左足でシュートを打たせるようにして見事に対応。巧みな守備を見せ、決定的なピンチで失点を阻止した。
『Telegraph』によれば、ファン・ダイクはこのシーンについてこう述べていたそう。
フィルヒル・ファン・ダイク(リヴァプールDF)
「シソコを見ていた、彼が右利きなのは知っていた。
ソンは普通にこういうチャンスを仕留める。そこから判断したんだ」
決定力が高いソンへパスを通されることを嫌がり、そこへのパスコースを消しつつ、シソコに左足で打たせるような守り方をしたと明かしていたのだ。
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ただ、この決死のプレーでファン・ダイクは負傷しており、その状態が懸念されている。