ただ、ユヴェントスを撃破したアヤックスも負けてはいなかったぞ。
カメルーン人GKオナナから始まり、最終ライン、中盤の選手が的確なポジショニングでボールを受け、テンポよくパスを繋ぐ。
こちらもジヤシュが放った最後のシュートは上手くいかなかったが、あまりに小気味いいパス回しに守備の組織能力においては世界有数といっていいユーヴェさえ全く成す術がないという状態であった。
ポゼッションスタイルの元祖アヤックスと、現在ではその本家ともいえるバルセロナ。世界を魅了し驚かせ続ける彼らのどちらかが、今季のビッグイヤーを掲げることになるのだろうか。