間もなく平成が終わり新元号『令和』の時代を迎える日本。

ここでは、去りゆく平成の時代(1989年-2019年)のフットボールシーンで印象に残ったユニフォームを選出。やや筆者の主観的な内容となっているが、9つのユニフォームで平成を振り返ってみよう。

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Italy 1993-94

イタリア代表/1993-94/Diadora/ホーム

1994年のワールドカップで着用したユニフォーム。当時はユニフォームにメーカー名を掲出してなかった。見た目はシンプルながら、シャツ全体にエンブレムの透かしプリントが入る凝った作りで、現在でも人気の高いキットだ。

【平成6年】ブラジル代表との94年W杯決勝戦は、120分間をスコアレスで終えてPK戦に突入。そしてロベルト・バッジョの蹴ったボールがクロスバーの上を越えた瞬間、ブラジルの優勝が決まった。PK直後のバッジョのうなだれる姿は、皮肉にもサッカー史における名シーンに。