『China.org.cn』は1日、「中国超級リーグの広州恒大は、2018年の損失が2億6700万ドル(およそ298.6億円)になった」と報じた。
これは、水曜日に発表されたNEEQ(中国の証券所)の年次報告書によって明らかになったものだそう。
それによれば、広州恒大は2018年の経営において2億6700万ドルの損失を計上したとのこと。営業費用は3億6100万ドル(およそ403.8億円)で、営業収入は9000万ドル(およそ100.7億円)であるそう。
中国サッカー協会は2019年までに各クラブの予算を1億7400万ドル(およそ194.6億円)、2021年までに1億3050万ドル(およそ146億円)に制限する規制を実施しており、それに従って赤字の額も最大4640万ドルと設定される。
そのため、広州恒大は来年に予算を50%以上、赤字を80%以上削減しなければならないとのこと。
なお、2018年に広州恒大が獲得したパウリーニョ+アンデルソン・タリスカの2名で移籍金は9700万ドル(およそ108.5億円)となっており、さらに税金として同額を支払う必要がある。
これだけで2億ドル近くの出費となっており、広州恒大のスケールの大きさを感じさせるものの、その分今季からはかなり緊縮を余儀なくされそうだ。
ちなみに、Jリーグでは最も予算が大きいクラブが浦和レッズで、2017年に79億7100万円だった。