『Sky』は19日、「ローマのクラウディオ・ラニエリ監督は、チームのフロントを批判した」と報じた。

エウゼビオ・ディ・フランチェスコ前監督の解任を受けて、今季途中にローマの指揮官となったラニエリ氏。しかし先日夏での退任を示唆するとともに、ダニエレ・デ・ロッシの放出を批判していた。

そして今回さらにクラブフロントの手法に苦言を呈するとともに、自身がファンであるローマの監督を続けたくないと宣言したという。

クラウディオ・ラニエリ

「ローマは2017-18に素晴らしいシーズンを過ごした。

しかし、それから重要な選手を売った。新しい時代を開き始めたチームの背骨を抜いたのだ。

いつの間にか彼らは選手を売り、そして数名のいい選手がやってきた。しかし彼らは成長のための時間が必要だった。そのおかげで大きな反動があった。

おそらく、より経験がある選手は基準点を欠いていて、新しい選手たちがローマに100%馴染むのを助けることが出来なかったのだ」

(ローマをどう再構築すべき?)

「クラブがそれに応えなければならない。いい選手たちのグループがある。誰が役に立つのか、誰が役に立たないのかを見極めるのは新しい監督次第だ。その人物の考えに基づいてね。

すぐにチャンピオンズリーグに戻ることは出来ないと思うが、ローマは学ばなければならない。ヨーロッパでの安定性を得るためにね。すべてのことを自分たちの方針の上で導けたならば、チャンピオンズリーグにまた戻れるだろう」

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(あなたはデ・ロッシの電撃退団に抗議しているが?)

「私はこれ以上このチームで監督を続けたくない。クラブの方針を理解しているが、他の選手とは違う扱いを受けなければならない選手は存在する。デ・ロッシは違った形で対処されるべきだった」

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