6月1日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝が終わると、世界各地で代表戦が行われる。
ワールドカップ王者フランス代表も最新メンバーを発表したが、招集外にされた実力者たちもチラホラ。
ここでは、『France Football』による「ディディエ・デシャン監督のブラックリストに入っている選手たち」を見てみよう。
アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル)
彼が招集外になり続けているのを正当化するため、スポーツ面以外の理由に言及する者も多い。
ただ、大きな理由は競争だとされている。ラカゼットの代表入りは、フランスの豊富な攻撃陣と、代表では活躍する“粘り強い”オリヴィエ・ジルーによって阻まれてきた。
今季のラカゼットは全コンペティションで19ゴール13アシストを記録。見過ごせないはずのシーズンを送った。
ピエール・オーバメヤングとのデュオは強烈だっただけに、もうひとりのロケットであるキリアン・エムバペと組ませるというアイデアをデシャンに与えたはず。だが、何にもならなかった。
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ジルーが代表で得点を決め続ける限り、ラカゼットは待つことになるだろう。クラブレベルではジルーをはるかに上回るスタッツを記録しているにもかかわらず。