『La Repubblica』など各メディアは29日、「パレルモはセリエBへの残留が認められた」と報じた。
先日、財務的な不正行為が明らかになったことから3部への降格処分を言い渡されていたパレルモ。
しかしそれらの罪状は前会長のマウリツィオ・ザンパリーニの下で行なわれていたものであり、現在の首脳陣は処分の撤回を求めて裁判所に控訴していた。
そして今回控訴裁判所での2時間の審問、1時間以上の審議会の末、パレルモの処分は「勝点20の剥奪」に削減されることが決まった。
パレルモは今季勝点を63ポイント獲得していたため、20ポイント剥奪されたとしても43。クロトーネ、アスコリらを上回って11位に入ることとなる。
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今季セリエA昇格プレーオフ出場権を獲得するだけの成績は残したパレルモ。新たな経営陣の下、来季は復活を見せてくれそうだ。