決勝トーナメントの戦いが始まったFIFA女子ワールドカップ。
なでしこジャパンとも戦ったイングランドはラウンド16でカメルーンを3-0で撃破した。ただ、中国と北朝鮮の審判団が裁いたこの試合では物議を醸すシーンが続出した。
カメルーンは味方のバックパスをGKが手で触ったと判定され、その間接フリーキックを叩き込まれて失点。その際、物議を醸す出来事があった(動画10秒~)。
(動画再生はYoutube上で)
微妙なプレーをバックパスと判定されたカメルーンDFオーギュスティーヌ・エジャンゲ。その直後、そばにいたイングランドFWトニ・ダガンの腕に唾を吐きかけるような形になったのだ。
ダガンはそれを主審に見せてアピールしている(上記動画19秒)。
映像で見ても意図的に吐きかけたのかは分からない。
Football fans are disgusted after replays appear to show Cameroon defender Augustine Ejangue spitting on England's Tony Duggan.
VAR completely missing the incident 🤢https://t.co/Z47k6VJ1da
— SPORTbible (@sportbible) 2019年6月23日
ただ、カメルーン選手のいくつかの振る舞いについて、イングランド側は不満に感じているようだ。
Not sure Cameroon should be the ones complaining...
Elbow to the face of Nikita Parris
Spitting on Toni Duggan
Shoving the referee in the back
Awful tackle on Steph Houghton pic.twitter.com/kkC6SmiC61
— ESPN UK (@ESPNUK) 2019年6月23日
結果的に不利になる判定が多かったカメルーンは2-0となった直後にはキックオフを拒否するような場面があったほか、選手が主審を突き飛ばすようなシーンも。
『BBC』によれば、イングランドのフィル・ネヴィル監督はカメルーンに苦言を呈していたという。
フィル・ネヴィル(イングランド女子代表監督)
「正直に言えば、フットボールのようには思えなかった。
いい勝利だし、いいプレーをした…だが、フットボールではなかったと言わなければいけない。
振る舞いと見たかったものという点でいえば、ワールドカップのラウンド16(という試合)ではなかった。
この試合は世界中の人々が見る。自分はそれをエンジョイしたとは言えない。選手たちもそうだ。
ハーフタイムに彼女たちは(カメルーン側の)行動に混乱していた」
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