トルステン・フィンク監督の就任以来、上り調子となっているヴィッセル神戸。
先週末の清水戦こそ敗れてしまったものの、元スペイン代表FWダビド・ビジャが魅せたマルセイユ・ルーレットや極上のダブルタッチゴールは大いに話題となった。
また、この試合ではアンドレス・イニエスタも妙技でわかせていたぞ。
自慢の“鬼キープ”だ!
ドリブルのように相手を切り裂くものではないが、「彼に預ければ奪われない」という信頼があれば味方は安心して高い位置を取ることができる。
映像を見ると、イニエスタは腕や腰など体のあらゆる部分を使いながら、常に相手から「最も遠い位置」にボールを置いていることが分かるだろう。
こうしたプレーは久保建英にも共通するところがある。バルセロナやスペインにおける育成の賜物であろうが、サッカー選手を志す全ての日本人にもぜひ、お手本としてほしいところだ。
そんなイニエスタも見られるJ1の第19節は明日13日に7試合、明後日14日に2試合が行われ、神戸は14日に敵地で湘南ベルマーレと対戦する予定となっている。
スタジアムで見るもよし、『DAZN』で見るもよし。残された時間がわずかかもしれない“世界最高峰の技”をその目に焼き付けよう。