26日に行われたKリーグ・オールスター対ユヴェントスの親善試合は、現在訴訟問題に発展している。『朝鮮日報』によれば、その内容はこんな感じだったようだ。

ユヴェントスは台風で中国からの飛行機が遅れ、到着予定であった12時45分を大幅に超えた14時45分頃に韓国へ降り立った。

これによってもちろんホテルへの到着時刻も後ろ倒しとなり、サイン会やイベントも延期されたほか、クリスティアーノ・ロナウドは体調不良を理由にそれを欠席した。

試合のキックオフ時間も当初は20時に予定されていたが、ユヴェントスの関係者は「キックオフ時間の延期」と「試合時間を40分ハーフに短縮」することを要求。

韓国サッカー連盟は前者を受け入れてキックオフ時間を20時57分に設定し、一方試合時間の短縮については拒絶している。

そしてその試合では45分のプレーが義務付けられていたはずのクリスティアーノ・ロナウドが起用されず、ベンチに座ったままで終わったのだ。

イベントを主催したのはマーケティング会社の『thefasta』で、韓国のサッカーファンが集団訴訟の準備をしているほか、Kリーグも違約金の支払いを求めて訴える方針だそう。

サッカーファンはプロモーションで大々的に使われたロナウドが出場しなかったことで怒りを見せ、チケットの返金を求めて『thefasta』に訴訟を起こすことを検討している状況だ。

一方Kリーグも『thefasta』に「契約内容の不履行」で違約金の支払いを求める訴えを起こす方針だそう。試合開始時間の延期、ロナウドを始めとした主力選手の出場不足、サイン会出場義務の不履行が問題とされている。

ただ、『thefasta』自体がサッカーイベントを開催した経験のない会社であり、12時間でイベント全体のスケジュールを組むというムリな日程を韓国サッカー連盟が受け入れていることも問題視されている。

さらにこの試合ではもう一つ問題が発生しており、スタジアムの看板に違法ギャンブルサイトの広告が掲げられており、それについても『thefasta』の運営自体に不備があったと指摘された。

『thefesta』側はこれらのことについて謝罪している一方、スケジュールはユヴェントス側が作成したもので、無理があることについても懸念していたと立場を説明した。不慮の事態になった元はユヴェントスにあるという主張だそう。

この騒動によって、ロナウドには「ナルガンドゥ」(日本語で言えば「ドロボナウド」のような感じ)というあだ名が付けられ、多数のユニフォームがスタジアム付近のゴミ箱に捨てられていたとか。