今夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドからインテルに移籍することが決まったロメル・ルカク。
移籍金はおよそ7400万ポンド(およそ107.7億円)というものになり、かなり高額であったが獲得時の7500万ポンド(およそ109.1億円)をわずかに下回った。
なぜそのような価格でも売却を決断したのか。ユナイテッドは、実はプレシーズンツアーのある出来事を理由に、ルカクの放出を決めていたという。
『The SUN』によれば、それはマンチェスター・ユナイテッドがトッテナムと親善試合をした中国での事件だとのこと。
上海でホテルから試合会場の上海虹口スタジアムに向かう時、チームバスには特別な警備が必要になっていた。そのためチームとしては必ず全選手を集合させて移動したいと考えていたが、メンバーの中でルカクだけが出発まで顔を見せなかった。
アシスタントマネージャーのマイク・フェランはこれに激怒し、ルカクをホテルに残したままバスを出発させたという。
ルカクは怒りながらスタジアムに一人で移動してきたそうだが、フェラン氏は彼のプロ意識の欠如に疑問を呈し、チームとの対立が深まっていったようだ。