一昨年5月にヴィッセル神戸と契約を結び、日本でプレーしているMFアンドレス・イニエスタ。
イニエスタといえばサッカー界では珍しいほどの温厚な性格で知られ、ピッチの内外での模範的な態度、異文化に対する真摯な姿勢は常に尊敬を集めている。
ただ先週末、そんな“聖人”ともいえるイニエスタがガチギレした。それがこれ!(動画4分58秒から)
こちらは1-1の引き分けに終わった大分トリニータ対ヴィッセル神戸での一幕。イニエスタと大分のDF岩田智輝が小競り合いとなり、審判が仲裁に入る事態となったのだ。
これはかなり珍しい…。
リプレーを見ると、ボールを奪いにいったイニエスタの右足が岩田の足首に入り、ボールを抑えようとした岩田の腕にイニエスタの足が当たった。これに岩田が激高して詰めよったためイニエスタも応戦し、威嚇するポーズを見せたようだ。
この場面だけを切り取ると、イニエスタに非があるように見える。その彼がなぜここまで怒ったのかは不明だが…チームはこの試合を終えて15位に沈んでいる。なかなか上昇の兆しが見えないなか、主将として闘う姿勢を示そうとしたのかもしれない。
なお大分のSNSは試合後、「映像には映っていませんでしたが、この直後にイニエスタ選手と岩田選手は握手を交わして仲直りしています。闘志あふれる1シーンでした。」と投稿している。