今夏のプレシーズンで日本とアメリカを訪れ、親善試合を行ったバルセロナ。
しかし今季の開幕ではリオネル・メッシが負傷のために出遅れ、チーム全体の調子も不安定である。
24日にはビジャレアルとの試合で2-1と勝利を収めたものの、ここまでの6試合で10失点と守備も一貫性がなく、3勝1分け2敗の4位となっている。さらに復帰したメッシが再び負傷し、ハーフタイムで途中交代となった。
『Yahoo! Sports』によれば、DFジェラール・ピケは以下のように話し、プレシーズンのスケジュールに問題があると語ったそう。
ジェラール・ピケ
「プレシーズンのスケジュールは、大会においていいスタートを切るための助けにはまったくならなかったね。多くの旅行があり、トレーニングは少なかった。
我々の多くが気づいているよ。我々はまだ調子を取り戻せていない。
それはメッシだけではないよ。我々はこれから続けなければならない。なぜなら、勝利しなければならないからだ。これは後退だ。今メッシに何が起こったのかを見てくれ。
しかしそれも言い訳にはならない。チームの中には、彼にとって代わって先に進む資格を持つ者もいる。ただメッシの怪我もできるだけ短いものであることを祈るよ。
何らかの理由で調子を上げられていない選手がかなりいる。メッシの重症度はわからないけどね。
言い訳はできない。バルセロナで言い訳はできず、これが現状のベストだと言うしかない。でもプレシーズンは最高ではなかった」
このところはビッグクラブがシーズン前の準備で各国を訪れるようになり、過密日程に拍車をかけている。選手への負担増は明らかであるが…。