サッカー界で問題になっている人種差別問題。セリエA第8節、サンプドリア対ローマ戦でも残念な出来事があった。
『BBC』などによれば、サンプMFロナウド・ヴィエイラがローマサポーターからモンキーチャントを浴びせられたという。
アウェイサポーターから人種差別的罵声を浴びたというヴィエイラは「聞こえたけれど話したくない」、「あまりにも頻発している。そうあるべきではない」などと述べたという。
0-0で終了した試合後、ローマの公式Twitterはこのような声明を出した。
AS Roma would like to apologise to Ronaldo Vieira for the racist boos he was subjected to. Roma does not tolerate racism of any kind and the club will support the authorities in identifying and subsequently banning any individuals found guilty of racially abusing the midfielder.
— AS Roma English (@ASRomaEN) 2019年10月20日
ローマ公式Twitter
「彼が受けた人種差別的ブーイングについて、ASローマはロナウド・ヴィエイラに謝罪する。
ローマはいかなる人種差別も容認しない。
クラブは当局の(犯人)特定を支援する。
その後、ロナウド・ヴィエイラに対する人種差別を犯したいかなる人物も処分する」
ローマがすぐに謝意を表明したことを評価する声もあるようだ。サンプ側もローマの動きについて謝意を示している。