男子サッカーチームの監督を女性が務めることはまだまだ少ない。そうした中、今年1月にある女性監督の発言が話題になった。

ドイツ5部の男子チームの監督だったイムケ・ヴーベンホルストさんが「男性器のサイズで選手を選んでいる」と言い放ったのだ。

ただ、これには脈絡がある。ジャーナリストからの「ロッカールームに入る時、選手にパンツを履けと注意するのか」という質問に対し、「もちろんしない。私はプロだから」と返答しつつ、「あそこのサイズで選手を選ぶ」と皮肉を込めて述べたのだ。

『welt』によれば、この鋭い切り返しが、2019年ドイツサッカー界の格言に選ばれたとか。

「ヴーベンホルストの性差別への反撃が今年のフットボール界のスローガンに」とも伝えられている。この賞は2006年から始まったもので、慈善目的で5000ユーロ(60万円)が贈られるそう。

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