先日、グラスゴー大学の専門家たちが発表した調査結果はサッカー界に衝撃をもたらした。
ヘディングが脳損傷につながりうる可能性について調査したもので、元プロサッカー選手は認知症を発症して死亡する割合が同世代よりも3.5倍も高いという結果が出たのだ。
『BBC』によれば、この調査結果を受けたスコットランドサッカー協会は、子供たちへのヘディング禁止令を検討しているという。
スコットランドサッカー協会の医療コンサルタントであるマクリーン博士は「若手選手のヘディング練習を制限するなど簡単にできるもこともある。脳を回復させるために1週間に1回だけにするとかね」などと述べたそう。
スコットランドサッカー協会は専門家と協議したうえで選択肢について検討する見込み。アメリカでは2014年以降は子供のヘディングが禁止されているそう。