酒井宏樹が所属するマルセイユはリーグアンでPSGに次ぐ2位につけている。
だが、第18節では下位メス相手に1-1で引き分けてしまった。フル出場した酒井は後半にPKをとられる場面も。そのシーンがこれ。
オパ・エンゲットの巧みなタッチに翻弄されて、逆をとられた酒井。後ろから引っ掻ける形になりPKをとられてしまった。
酒井は後方から足を出しており、無理があるプレーではあった。ただ、実際にはエンゲットは酒井に倒されたのではなく、自分から酒井の足に飛び込んでいる(上記動画22秒~)。
明らかなダイブだったが、VARを経てもPKの判定は変わらず。『Orange Sports』でも「エンゲットは酒井に当たったが、その前に自分で身を投げ出したように見える」と伝えていた。海外では「VARによる過去最悪のPKジャッジ」という声も…
なお、このPKは途中出場したGKヨアン・プレがスーパーセーブで阻止。連勝が6で止まったアンドレ・ヴィラス=ボアス監督は「プレのPKセーブは重要だった。勝つチャンスもあったが、引き分けは両チームにとっていいこと」と述べていた。