イングランド・リーグツー(4部)に所属しているフォレスト・グリーン・ローヴァーズは、新本拠地「エコ・パーク」建設の許可が与えられたと発表した。

フォレスト・グリーン・ローヴァーズは現在リーグツーで5位と好成績をあげているクラブ。

メインスポンサーは「Ecotricity」というクリーンエネルギー会社であり、風力発電や太陽電池、電気自動車向けの充電サイロ事業などを展開している。

クラブもエコを掲げて2017年に「世界初のヴィーガンクラブ」として認められており、環境保護を打ち出してプレーしている。

そのフォレスト・グリーン・ローヴァーズが、あの故ザハ・ハディドの設計の下で計画していたのが新スタジアム「エコ・パーク」。

5000人を収容できるスタジアムは「世界で最も環境に優しい」ことがコンセプトとなっており、全てが木材で建築されるというプランだった。

最初の提案は6月に議会で拒否されたものの、今回提出された修正計画が過半数の賛成票を得て可決された。

東京五輪に向けた国立競技場の元デザインを作成したことで知られるザハ・ハディド氏による意欲的なスタジアム。

最速でも完成は3年後以降になるとのことだが、確固たるコンセプトを持つフォレスト・グリーン・ローヴァーズを象徴するスタジアムとして大きな話題を集めるはずだ。

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