このところ欧州で飛躍的な拡大を遂げている女子サッカー。イングランドはその先駆者でもあり、プロリーグが開催されている。
レベルも飛躍的に向上しており、先日はトッテナム女子のDFシリ・ヴォルムの素晴らしいゴールが話題になった。
No stopping that! 😲@Siriworm with an absolute 🚀 for @SpursWomen pic.twitter.com/PckfGRU5d4
— Barclays FA Women's Super League (@BarclaysFAWSL) December 16, 2019
最高レベルの左足によるコントロールショット…見事だ。
しかし先日行われたリヴァプール女子のホームゲーム後、相手だったチェルシー女子の監督エマ・ヘイズが「我々はもっといい基盤を得るべきだ」と批判する事態に。
その原因は、リヴァプールのリザーブと女子が使っているプレントン・パーク(トランメア・ローヴァーズとの共有)のピッチだ。
『Daily Mail』によれば、ヘイズは「このようなピッチがリーグにあってはならない。リーグで最悪の質だ。欧州の王者であるリヴァプールは、女子チームにもっと多くのものを与えるべきだ」と言ったという。
その「最悪のピッチ」と言われた芝の写真がこれだ。
'We deserve better standards... it is a stain on their football club'
Chelsea women's boss Emma Hayes SLAMS Liverpool's Prenton Park pitch and insists it is the WORST in the WSLhttps://t.co/08ctIKAVqD
— MailOnline Sport (@MailSport) December 16, 2019
グラウンドの一部であるとはいえ、選手の下半身はドロドロに…。
これだけ崩れていれば怪我のリスクも非常に高くなる。サッカーの質のみならず、選手のプレー環境という点でも問題はありそうだ。
その後エマ・ヘイズ監督はTwitterで発言について謝罪したものの、商業的にリーグを成長させていきたいのであれば、これらの点で改善は必要になるかもしれない。