昨年から中国で爆発的な流行を見せている新型コロナウイルス。現在は世界中の各地に広まっており、日本でも感染者が発生している。

その影響で中国では国内リーグの開幕が延期に。流行の中心地となった武漢を本拠地としている武漢卓爾は中国に戻ることができなくなっている。

彼らは今季の活動を始めた1月2日から広州でキャンプを行い、先週イスタンブールと上海を経由してスペインへと渡った。

到着の際の映像がこれ。アンダルシア保険当局の公式発表によれば、感染者はいなかったという。

そして武漢卓爾はスペインでいくつかの親善試合を行うことを決めていたが、『SCMP』によればそれが次々にキャンセルされているそう。

最初に発表したのはロシアの強豪クラブであるFKクラスノダール。火曜日に試合が予定されていたが、それはキャンセルされた。

そして続いてはジブラルタル1部リーグの強豪ヨーロッパ・ポイント。「ジブラルタルサッカー協会からの要請に応じ、我々は中国チームと練習を行うことはありません」と明かした。

武漢卓爾は少なくとも2月18日まではスペインに留まるとされている。ただ、中国超級リーグは未だ開幕の予定が立っておらず、どのようなことになるのか…。

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