23日に行われたJ2リーグ第1節、今季は開幕戦でなんと「福岡ダービー」が実現した。

ミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対アビスパ福岡の試合は、1万3000人以上の観客が詰めかける大盛況ぶり。

その中でゴールを決めてみせたのは、今季JFLのHonda FCから川崎フロンターレに移籍し、そのままアビスパ福岡に貸し出された遠野大弥だった(動画1:21~)。

フアンマが落としたところを、重廣卓也がグチャッと潰れながらヒールで浮かせ、それを遠野がハーフボレー!

遠野大弥は1999年生まれの20歳。藤枝明誠高校卒業後にHonda FCに加入し、昨年の天皇杯で4ゴールを決める活躍を見せたことで注目された選手だ。

4部に当たるJFLからJ2に戦いの舞台を移し、それからわずか44分で結果を残すとは…今季注目の存在になりそうだ。

この遠野が決めた先制点を守りきり、福岡はこの第1節を勝利で終えることに成功。昨年は42試合で12勝8分け22敗とJ2で苦戦し、年間39得点しか決められなかった福岡だが、新たに長谷部茂利監督を迎えた今シーズンは白星スタートになった。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」