新型コロナウイルスは世界中に拡大しており、各国リーグは中断を強いられている。

英国では4部リーグまでが4月3日まで中断されるなか、先週末までは下部リーグの試合が一部で行われていた。

『Evening Standard』によれば、下部リーグの観客者数は最大で90パーセントも増加していたという。上位リーグの試合延期により、地元の下部リーグを観戦する人達が増加。

5部のマイダンヘッド・ユナイテッドはホームでのストックポート・カウンティ戦で1,662人を集客した(前節より28.2%増)。5部リーグ6試合の観客者数は前節と比べると11,910人から13,766人に増えている。

また、7・8部相当のノーザン・プレミアリーグは89.7%増という最大の増加率を記録。週末行われた4試合の集客数は2,452人から4,653人に増えていた。

サウス・シールズ対ユナイテッド・オブ・マンチェスター戦は3,274人が観戦。1508人だった前節からは117%増となった。同じく7.8相当のランカスターも84.2%増(216人から398人)。

7部なのに3000人以上が見に来たという試合の映像がこちら。

普通に歓声がこだましている…。

また、広範囲にわたる試合延期を受けて、ライブ観戦できる地元フットボールチームがないかを調べるためのグーグル検索も急上昇していたとのこと。

ただ、FAからの中断勧告もあり、今後は5部~8部リーグも中断されることになっている。

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