現在ヨーロッパで急拡大を続けている新型コロナウイルス。各国のサッカーリーグは中断を余儀なくされており、それぞれのクラブが収入源を断たれている。

ドイツも例外ではなく、ブンデスリーガと2部が4月2日まで完全に停止されており、試合が行えない状況だ。

そのなか、同国屈指の古豪でもあるボルシア・メンヘングラードバッハがすごい宣言をしたという。

『Bild』によれば、ボルシアMGの選手たちは自発的に給料の一部を返上する意思を示し、クラブの従業員に提供したいと宣言したとのこと。

そして監督のマルコ・ローズやディレクターらもその提案に続き、クラブを助けるために支援することを決めたそう。

12日には1.FCケルンとのダービーマッチを行い、ホームで2-1と勝利したボルシアMG。かつてバーゼルで柿谷曜一朗とともにプレーしたブリール・エンボロがすごいゴールを決めた(動画14秒~)。

ダイレクトの左足…見事なコントロールシュートである。

ドイツのサッカー業界はおよそ5万6000人を雇用しており、試合の延期によって放送局やスポンサーも含めて大きな経済的損失を被ることとなる。

DFB(ドイツサッカー連盟)は、代表チームが新型コロナウイルス対策に250万ユーロ(およそ3億円)を寄付することを明かしている。

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