昨年末から中国を中心に流行を広げてきた新型コロナウイルス。現在はヨーロッパやアメリカ大陸でも感染者を出しており、世界的なパンデミックになっている。
それによって、イングランド・プレミアリーグも中断を余儀なくされているが、その中でもチェルシーに心配なニュースがあるようだ。
中断前の試合ではホームでエヴァートンを4-0と圧倒したが…この先制点のターンは見事だった(動画24秒~)。
『Moskow Times』によれば、チェルシーのオーナーを務めているロマン・アブラモヴィッチ氏が、新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けているそう。
今回の新型コロナウイルスによって世界の金融市場が混乱しており、その余波を受けてアブラモヴィッチ氏の純資産価値はなんと24億ポンド(およそ3119億円)分目減りしたというのだ。
それでもアブラモヴィッチ氏の資産は109億ポンド(およそ1兆4200億円)あるということで、致命的なものではないが…。
ただ、彼はイギリスとロシアの間の政治的緊張もあって2018年5月以来スタンフォード・ブリッジに足を運んでいない。
そのため、この2年間には4人の投資家からクラブの買収を打診されていたとのことだが…。
このところはそれほど存在感がなくなっているアブラモヴィッチ氏。これをきっかけにクラブを手放すことを考える可能性があるとも。