新型コロナウイルスの流行によって、各国のリーグ戦は中断されており、クラブは経済的なダメージを受けている。

マンチェスター・シティの食野亮太郎が貸し出されているスコットランドのハーツも厳しい状況にあるようだ。

『Evening Express』によれば、主将であるスティーヴン・ネイスミスは、給与を50%カットすることを受け入れたという。

リーグ中断によるダメージを受けているハーツは選手たちに給与削減をお願いしている状況にあるそう。

スティーヴン・ネイスミス(ハーツ主将)

「現状では誰もが非常に厳しい立場に置かれている。だが、これはハーツが作り出した問題ではない。

長いキャリアを通じて、家族も自分もフットボールが自分たちにとってとてもいいものだと感じている。

なので、個人的には給与の5割カットは受け入れられるし、受け入れるべきだと思う。

困難な時にあるクラブの長期的な存続と、いま最も苦しんでいるであろう最も収入が低い人々の仕事を守ることに何らかの形で貢献できればと願っている。

チームメイトたち全員に財政状況、家庭、家族などそれぞれの事情があることは分かっている。彼ら全員が自分たちにできることをやっていると確信できる。

チームメイトたちがこの件についてどんな決断をしようとも、自分はハーツのキャプテンとして彼らを完全にサポートする。

来季のハーツがどのリーグにいようとも、自分はチームに残ることを誓う。キャプテンとして牽引し続けることを楽しみにしている」

ハーツは現時点でリーグ最下位に沈んでおり、2部降格の可能性がある。

かつてエヴァートンでもプレーしたネイスミスは33歳のストライカー。食野ともに出場した試合ではこんなゴールを決めている (以下動画1分35秒~)。

かつては、ストライカーとしての嗅覚だけでなく、様々なポジションでプレーできる利便性に運動力、そして確かなテクニックも備えており、レアル・マドリーが興味を持っていたとの話もある。

そのネイスミスとハーツとの契約は2023年まである。

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