新型コロナウイルスによって各国リーグは中断を余儀なくされており、選手たちも自宅で自己隔離を強いられている。
そうしたなか、禁止されている夜間の外出をしたシャルケMFアミヌ・アーリットにクラブは多額の罰金を科したようだ。『Bild』によれば、合計額は10万ユーロ(1173万円)にもなるそう。
22歳の彼はフランス生まれのモロッコ代表。昨年9月にはブンデス月間MVPに選ばれた新鋭で、こんなトリッキーなラボーナテクが話題にもなった(以下動画17秒~)。
これは巧い…。
アーリットは3月20日の午前1時半頃にエッセンのバーにいるところを見つかった。コロナ規制によって午後6時で閉店されるはずのレストランがまだ開いていると住民から通報があり、彼を含めた10人ほどがその場にいたという。
シャルケのスポーツディレクターもこの件を認めており、「過ちだった。現状の深刻さについて、彼に念押しをした。このような悲惨な危機的状況においては、昨日は正常だったことが今日ではもはや容認されなくなる。アミヌはとても反省しており、もう2度とやらないだろう」などと述べている。
罰金のうち3万ユーロ(351万円)はコロナ危機で困っている人々を支援するシャルケらの基金に寄付されるようだ。
アーリットは2018年W杯後にモロッコのマラケシュで車の運転中死亡事故を起こし、執行猶予及び罰金刑を受けている。