『L'Equipe』は1日、「死亡事故を起こしたモロッコ代表MFアミヌ・ハリトに対し、裁判所は懲役4ヶ月の有罪判決を言い渡した」と報じた。
ワールドカップでプレーしたモロッコ代表MFハリト。高いテクニックを生かしたドリブルが魅力のアタッカーで、昨季ナントからシャルケ04へと引き抜かれていた。
彼はワールドカップが終了した後休暇でモロッコを訪れており、その際にマラケシュの街で交通事故に遭遇した。
被害者となった28歳の男性は病院で死亡。車を運転していたハリトは、警察が到着する前には逃走しようとしていたことも判明しているという。
拘束されたハリトはパスポートを没収されており、シャルケの練習にも合流できない状況にあった。
そして今回裁判所はハリトに対する罪状を言い渡し、それは懲役4ヶ月(執行猶予付き)+780ユーロ(およそ10万円)の罰金というものになったとのことだ。
これによってハリトにはようやくパスポートが戻ってきたため、ドイツに渡ることができるようになったという。