新型コロナウイルスの影響によって中断されているプレミアリーグ。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンはこのタイミングで兵役に入ることになった。

彼は2018年のアジア大会優勝によって21か月間の兵役義務は免除されているが、基本的な軍事訓練は受けなくてはいけない。

『ESPN』によれば、韓国の海兵隊がその訓練内容を明かしたという。3週間の訓練では催涙ガスにされされたり、実弾射撃の訓練をしたり、30キロの行軍などを行うとのこと。

戦闘訓練のほか、CBRNE(化学、生物学、放射能、核、爆発物)の演習も受けるそうだ。韓国の兵務庁はガス室での訓練をYoutube上で公開。数分で解放されるというが、眼からは涙が流れ落ちている(以下動画2分51秒~)。

「CBRNEの演習はブートキャンプのなかで最も厳しい」とか。

ただ、ソンが3週間の訓練を締めくくるのは30キロの行軍。海兵隊の一般的な新兵は40キロの装備を背負って行軍するというが、場合によってはずっと軽くなる可能性もあるそう。

当局はプライバシーを考慮して日付けと場所を明らかにしていないものの、韓国メディアによれば、ソンは4月20日から済州島で訓練を開始するようだ。

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