新型コロナウイルスによる影響のため、現在プレミアリーグの開催は無期限に延期されている。
そうした中、話題となっているのは放映権料だ。
プレミアの放送事業者の一つ、DAZNは現在かつての「名試合」などコアファンにはたまらないコンテンツを展開している。
プレミアには放映権料による収入が80%を超えているクラブが4つ(ボーンマス、ワトフォード、バーンリー、クリスタル・パレス)あり、場合によっては倒産の危機を迎える可能性があるという。
ただ『Daily Mail』によれば、もう一つ難しいものが「未払いの移籍金」であるとのこと。
プレミアの各クラブはその資金力を生かして多くの選手を高い額で買ってきたものの、その移籍金は複数年の分割払いになっていることも。
これはそのまま支払わなければならないため、単なる借金として抱えなければならない状況だ。主なクラブの「未払い移籍金」はこんな額だという。
- マンチェスター・ユナイテッド:1億6930万ポンド(およそ225.8億円)
- マンチェスター・シティ:8370万ポンド(およそ111.6億円)
- トッテナム:8340万ポンド(およそ111.2億円)
- ボーンマス:7660万ポンド(およそ102.2億円)
- フラム:7390万ポンド(およそ98.6億円)
- ウエストハム:7020万ポンド(およそ93.6億円)
- サウサンプトン:6370万ポンド(およそ85億円)
- アーセナル:5320万ポンド(およそ70.9億円)
なお、リヴァプールは意外に少なく3670万ポンド(およそ48.9億円)。チェルシーはビッグ6の中で唯一未払いの移籍金による借金がなく、逆に100万ポンド(およそ1.3億円)貸している立場となっている。