今冬のマーケットでアメリカからイングランドに復帰し、コーチ兼選手でダービー・カウンティに所属することになったウェイン・ルーニー。ここまでは3ゴールを決めており、2月のフラム戦ではこんな「チップキックPK」も…(動画15秒〜)。
イングランドでは現在保険長官のマット・ハンコックが「プレミアリーグのサッカー選手は一律で30%の給与をカットすべき」と提案している。
それに対して、ルーニーは『Sunday Times』のコラムで以下のように書いたという。
ウェイン・ルーニー
「どのように見ても、我々は簡単なターゲットになっている。我々の賃金の半分は税務署に行く。それが政府に行き、医療関係者を助けるお金になる。
そして、モナコのような場所に住んで税金を避けている他のスポーツのスーパースターはどうなのか?
彼らはなぜ給与の返上を呼びかけられないのか?なぜすべての裕福な人物が余分な寄付を強いられないのか?
そのほうが、より多くの資金を調達できるのではないのか?
忘れてはならないことは、サッカー選手はすでにチャリティーへ多くのお金を寄付しているということだ。我々はコミュニティを支援している。
僕は自分がやったことを話すのは好きではないが、キャリアを通じて常に何らかの慈善活動に貢献してきた。
この災害は全世界を襲っているものだ。我々はみんな人間であり、このようなターゲットになるのは間違いだと思う。一部の選手、特に若い選手たちが心配だ」
すでに寄付をしているサッカー選手も多く、給与が少ない者もおり、イギリスに税金も払っている。対して他の国に移住して税金を逃れているスターも多いのに、なぜ自分たちだけ…という不満があるようだ。