今日は4月20日ということで、背番号20を着用したアルバロ・レコバを振り返る。
“チーノ(中国人)”と呼ばれたウルグアイの天才ファンタジスタは左足からは予測不可能なプレーを連発。圧倒的なスピードとドリブル、パワフルなキック力、必殺のフリーキックで大暴れした。
2002年には中村俊輔が所属していたレッジーナ戦でこんな冷酷無比な一撃を突き刺している(以下動画15分35秒~)。
クレスポのパスを受けると左足を一閃!パスを貰うスペースを確保しつつ、ファーストタッチで相手DFの逆を突くと、GKの股を抜くシュートでゴールを奪ってみせた。
真後ろからの映像(動画16分10秒~)だと、股抜きの凄さがよく分かる。
この一撃に大喜びしていたレコバ。インテルは後半アディショナルタイム2分に中村俊輔にセリエA初ゴールとなるPKを決められて同点に追いつかれていた。だが、その1分後にレコバがこの決勝ゴールを奪うという劇的な展開だったのだ。
ちなみに、20番を着けた理由は、インテル加入時にモラッティ会長から10番だったロナウドの2倍の価値があると言われ、この番号を託されたからだそう。