日本サッカー協会(JFA)は23日、今年度開催する「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会」の大会方式を大幅に変更する方針を固めたことを発表した。

第100回の記念大会となる今年の天皇杯。もともとは全国88チームによるノックアウト方式で5月23日に開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期が決定。

その後もJリーグを含む各種大会の延期・中止が相次いでいることから、第100回天皇杯に限り出場チームを50チームに絞った7回戦のノックアウト方式で行うこととなった。

現時点では9月16日の開幕を予定。1回戦から都道府県代表32チームが、9月23日の2回戦からアマチュアシード(Honda FC)と残りの都道府県代表15チームが出場する。

Jリーグからは、今季のJ1上位2チームのみが12月27日に予定している準決勝から出場。2021年1月1日に決勝戦を行うことは変わらない。

天皇杯優勝チームに与えられるAFCチャンピオンズリーグへの出場権については、Jクラブが優勝した場合のみそのまま優勝チームが獲得。Jクラブ以外のチームが優勝した場合は、AFCクラブライセンス未取得のため、J1クラブに振り替えられる。

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今後、新型コロナウイルスの流行状況によってスケジュールなどの変更がある場合は改めて発表するとのこと。

状況的にはどのチームも大変だが、Jリーグ勢以外にとっては大きなチャンスの大会となりそうだ。

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