かつてマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルでプレーしたフランス代表DFミカエル・シルヴェストル。左サイドとセンターバックをこなすユーティリティ性を持つ選手として知られていた。

彼は今回マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトでインタビューに答え、これまで対戦した中で最も難しかった選手について話した。

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドともプレーした彼であるが、しかし最強のFWはあの「元祖ロナウド」だったそう。現在バジャドリーで会長を務める彼は、バルセロナ時代にはこんな驚異的な選手だった。

大怪我を負う前のロナウド、この圧倒的なスピードと技術を見よ!今見てもすごい…。

ただシルヴェストルが思うロナウドの凄さは、むしろフィジカルや技術よりも「即興性」であったようだ。

ミカエル・シルヴェストル

「ロナウドは止められなかった。『フェノメノ(怪物)』と呼ばれているね。

私はメッシと対戦したし、クリスティアーノ・ロナウドとは同僚だった。ただあのロナウドはスピードが違ったね。

すべてがトップレベルだった。クリスティアーノは3~4種類のトリックを予想できるし、おおよそはそれを使ってくる。

しかしロナウドは、いつも違うんだ。彼はその場で瞬間的に発明し、状況を打開する。右や左に誘導することができない。

どんなポジションからもゴールが決められる。ある時は片足だけでプレーしていたが、それでも欧州のあらゆるDFを倒してきた」

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クリスティアーノ・ロナウドでもフェイントは数種類だったが、元祖ロナウドはとにかく何をやってくるかわからない…という存在だったようだ。

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