6月13日、あるいは20日に試合を再開するというスケジュールが立てられているセリエA。

イタリアは欧州の中でも新型コロナウイルスの被害がかなり大きい国であったが、ようやくチームの練習再開が許され、シーズンの残りを消化できる可能性が高まってきた。

ミランは積極的に練習の模様をSNSで公開しており、緑のピッチで選手が嬉しそうに走っている。

まだ小グループや個人での練習にとどまっているが、あとしばらくでチームトレーニングも行えるようになるとか。

それに向けたプロトコルが現在策定されている最中であるが、『Il Tempo』に掲載された草案によれば「審判への抗議が禁止」される可能性があるそう。

新型コロナウイルスの感染を避けるため、試合では握手やハグ、集合写真の撮影が禁止される。もちろん両チームの同時入場やマスコットキッズも不許可となる。

ケータリングの準備はクラブのシェフのみが許され、サブの選手はスタンドで待機し、さらにウォームアップの場所もバラバラにする…という徹底ぶり。

そしてレフェリーと選手については必ず1.5mの距離を保ち、判定に対する抗議は禁止。もし破った場合には罰則の対象に…。

メディアも試合が行なわれる会場に足を踏み入れるためには体温チェックと問診検査を行う必要があるとのこと。

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被害が大きかったイタリアだけに、再開に向けたプロトコルは非常に詳細で厳しいものになっているようだ。

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